2021.08.12なぜベトナム?
私は2011年頃から中国への販路開拓に関わってきました。※今でもやってますので、もし中国販路にもご興味あるという方がいらっしゃれば、併せてご支援いたします。
日本で化粧品を売るのは難しいですね。何しろ飽和市場でこれからどんどんシュリンクしていくのに、どんどん新しい商品が出てきて競争は更に激化してます。
確か15年くらい前だったか、ネットで販売するための新規獲得にかかる単価は、ここ10年で3倍くらいになってる気がします。
ネットでの難しい仕組みや消費者の消費行動を分析して販売するのは勿論なんですけど、高い技術力が必要だしコストもかかるし・・・って考えると、私はもっとシンプルに、「欲しいと思っているところに売る」事だと思います。
それで中国という話で、2014年〜2015年くらいに中国では越境ECという制度ができて、CFDAが定める認可を取らなくても、越境ECの制度を使って中国向けに販売できる事になりました。併せて中国の物流が想像以上にちゃんとしてきちゃって、買った商品がちゃんと届くようになり、これまた爆発的に売れるようになりました。
しかし中国はだんだん難しくなりましたね。2015年以前は日本製というだけで売れたという時期があったんですが、中国の人口はとにかく多くて、売れないと全く売れないし、売れ始めると月に数十万個みたいな話になったり、偽物が平気で横行したり・・・正直、日本の中小メーカーの生産数が中国市場には合わないんだと思います。
そこへきてベトナムは、人口は約9500万人。日本とほぼ同じような人口でありながら、20歳代の若い人が多く、しかもGDP成長率が6%〜7%です。中国と比較しちゃいけないんでしょうし、ベトナムで売り始めれば、すぐ売れるとはいきませんが、今この時期から粛々とやっていれば、2年後、3年後に、あの時ガンバって良かったな、と思うようになると思います。