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ベトナムで化粧品市場が急成長中!知っておきたいマーケティング知識

世界的に見ても、タイや、インドネシアなどの東南アジア市場では化粧品市場が成長していますが、特に注目すべき国がベトナムです。

ベトナムは、女性の社会進出が活発な国でもあり、TPCマーケティングリサーチによると、2016年におけるベトナムの化粧品市場の成長率は15年比で108.1%と非常に高い伸び率を記録しました。

2019年現在もベトナムはまだまだブルーオーシャンな市場であり、さらなる化粧品市場の拡大が見込めます。

そんなベトナムに化粧品を売りたい、どんな化粧品が人気なのか知りたい、このように悩まれる方向けに、ベトナムの化粧品市場における基礎情報と、マーケティング戦略について解説します!

ベトナムの化粧品市場の基礎知識

ベトナムの人口は9620万人(男性:4788万人、女性:4832万人)で、女性の人口が男性を上回る女性社会の国です。

ハノイや、ホー・チ・ミンなどの都市部では、働く女性が多く見受けられ、ベトナムの女性と聞くと、美人というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

女性の社会進出と、人口の増加を背景に、化粧品の輸入額も年々増加傾向にあるのも事実です。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

上のグラフでは、メイクをする頻度を円グラフに表したもので、2016年では24%の人がメイクをしないのに対して、2019年では14%とメイクをしない人の割合が減少していることが分かります。

下のグラフは、化粧品に費やす金額(1ヶ月)のグラフとなっており、2016年の284,000VNDと比較しても2019年の方が増えている事が分かります。

つまり、上記のグラフからベトナム人女性が化粧に対する意識が変化しており、さらに中間所得層が増えています。

ベトナムと日本では、化粧に対する意識が異なり、ベトナムでの化粧に対する特徴は以下の3つです。

  • ベトナム人は化粧する時間が短い
  • オンラインの購入が増加
  • ベトナムで人気の化粧品アイテム

ベトナム人は化粧する時間が短い

まず始めに、ベトナム人女性の特徴として、化粧にかける時間が非常に短いことが特徴です。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

上記のグラフを見てみると、10分未満が32%、10分〜15分が26%となっており、化粧にかける時間が15分未満の女性が半数以上を占めています。

日本とベトナムの文化の違いでもありますが、ベトナム人女性は薄いメイクを好んでおり、街中を歩いていてもほとんどノーメイクの女性が多く見受けられます。

また、接客業でない仕事を行うベトナム人女性の多くはノーメイクで働くことが非常に多いです。

ベトナムの化粧品店を見て見ても、時短系の化粧品アイテムがよく売られています。

オンラインの購入が増加

ベトナムではスマートフォンの普及やインターネットの普及により、ネットで化粧品を購入する女性が多いのも特徴です。

ネットと言ってもAmazonなどのECサイトではなく、ソーシャルメディアを通じた購入が多いことが分かりました。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

上記のグラフを見てみると、ソーシャルメディアを通じて化粧品を購入したことがあるかと言う質問に対して「Yes」と答えた人が、72%もいます。

日本では、ソーシャルメディアを通じて購入するのはあまり馴染みがないことですが、ベトナムでは特にFacebookを利用したネットショップが盛んです。

真ん中のグラフを見てみると、94%の人がFacebookを通じて化粧品を購入していることが分かります。

次に、ベトナムのチャットアプリであるZalo、Instagramが続いています。

後述しますが、ベトナムで化粧品を展開するとなると、実店舗だけでなくFacebookを利用したマーケティングが非常に重要になってきます。

ベトナムで人気の化粧品アイテム

ベトナムで人気の化粧品アイテムの動向を知っておくのも、非常に重要です。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

ベトナムでは唇用の化粧品が人気を集めており、最近では韓国ドラマがブームであり、韓国メイクの特徴的な濃いめの口紅化粧品の売れ筋が伸びています。

日本では、資生堂などの化粧下地や、スキンケア商品のメーカーが売れていますが、ベトナムでも同様に、スキンケア系の商品が売れています。

出典:ベトナムにおける化粧品・パーソナルケア商品市場調査 独立行政法人日本貿易振興機構ハノイ事務所

人気の化粧品アイテムの売れ筋を見てみると、化粧下地やクリーム系のスキンケア商品が非常に売れていることが分かります。

ベトナムでのメイク用品は韓国が強いですが、日本のアプローチの方法として、良質で安い、スキンケア商品の販売を行うのが得策と言えるでしょう。

ベトナムの化粧品市場におけるマーケティング戦略

ベトナムの化粧品市場の基礎情報がお分かり頂けた所で、どのようにマーケティング戦略を立てていけば良いのかをご紹介します。

日本とベトナムでは、消費者の思考や、購入のルート、環境が大きく異なります。

ベトナムの化粧品市場におけるマーケティング戦略で気おつけるべきことは以下の3つです。

  • Facebookは必須の集客媒体
  • インフルエンサーマーケティングを活用
  • ベトナムの環境に配慮した商品展開

Facebookは必須の集客媒体

ベトナムの消費者を対象としたリサーチサービス「Q&Me」を運営する(株)Asia Plusによると、ベトナムの都市部(ハノイ・ホー・チ・ミンなど)における、EC利用率は67%で、このうち47%がFacebookでの購入であることがわかりました。

つまり、化粧品をオンラインで販売する場合には、Facebookの運用が不可欠な状態となっています。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

化粧品のオンラインショッピングにおけるサイト別の利用数を比較してみると、shopeeが一番で、Lazadaが続き、その次にFacebookが多いです。

ベトナムのECサイトについてはこちらの記事を参考に

また、商品を購入する前の情報収拾の媒体でもFacebookが多いことが分かっています。

出典:Research on Vietnam cosmetic market 2019

化粧品の情報を仕入れるのに、最も多いのが友達経由で情報を知ることで、次にFacebookが多いです。

意外にもWebサイトよりもFacebookの方が多いことが分かります。

結論として、ベトナムで化粧品販売を行う際の媒体と集客媒体はFacebookを利用するのが最も効果的です。

インフルエンサーマーケティングを活用

ベトナムで化粧品販売のマーケティング戦略として、インフルエンサーを活用する方法があります。

新規でベトナム市場に参入するとなると、商品の認知度を拡大するのは非常に難しく、商品に対する信頼度も高まりません。

そこで、ベトナムで人気のインフルエンサー(影響を与える人)を活用することで、一気に商品の認知度と信頼を高めることができます。

出典:Influences Of Key Opinion Leaders Toward Vietnamese Online Population 

1,100人のベトナム人を対象とした「SNSインフルエンサーの影響力調査結果」によると、インフルエンサーのプロモーションを見た後に、商品を購入したことがあるかという質問に対して、72%の人が「はい」と答えました。

最近では、マイクロインフルエンサーと呼ばれる、特定のジャンルに特化したインフルエンサーが人気で、例えば、ベトナムにおける有名な化粧品のマイクロインフルエンサーはTina Yongがいます。

このような影響力のある、インフルエンサーを活用することで、ファンに対して商品を認知してもらうことが可能です。

【SNSが熱い!】ベトナムでのインフルエンサーマーケティングの実態

ベトナムの環境に配慮した商品展開

最後に、マーケティング戦略だけでなく、ベトナムの環境や文化に適した商品を販売することが重要です。

ベトナムでは日本と異なる以下のことが挙げられます。

  • 高温多湿
  • 日常でバイクを使う
  • 空気が悪くマスクを着用する

ベトナムでは、年中25~30度の常夏の国であり、雨季の時期になると、毎日のように激しいスコールが降り、湿度も非常に高い国です。

つまり、紫外線に強い製品や、湿度にも対応できる商品展開が必要になってきます。

次に、ベトナムでは移動手段としてバイクを利用する文化があり、大量の排気ガスから身を守るために、マスクを着用する人がほとんどです。

つまり、マスクをつけてもメイクが崩れにくいなどの、ベトナムの文化を知った上でも商品展開をする必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか!

ベトナムでは化粧品の市場が今もなお拡大しており、ブルーオーシャンの市場です。

ベトナムと日本では、文化も環境も異なるので、ベトナムにおけるマーケティング戦略を立てることが重要になってきます。

ぜひこの記事を参考に、ベトナムでの化粧品販売におけるマーケティングについて考えてみてはいかがでしょうか。

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