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知っておきたい!ベトナムのHSコードについて

日本とベトナム間で商品の貿易取引を行う際には、関税の規制や、輸出入してはいけない商品の規制など、様々な規約があります。

商品の輸出入管理や、関税を円滑に行うためのものとしてHSコードという、商品を確認しなくても番号で何の商品なのかを識別したり、商品に対しての関税率を調べるとても重要なコードが存在します。

このHSコードの知識を正しく身につける事で、

「ベトナムへ輸出する際に、必要な関税率が分かる」

「HSコードの重要性について知れる」

このようなメリットがあります。

そこで、本記事では、これからベトナムに化粧品や、商品を輸出する際に必ず必要になってくるHSコードについて網羅的に解説していきます。

そもそもHSコードとは?

そもそもHSコードは統計品目番号と言われており、Wikipediaではこのように解説されています。

統計品目番号(とうけいひんもくばんごう)とは、国際貿易商品の名称・分類を世界的に統一した6桁の品目番号で、関税統計等に関して世界の主要国で使用されているものである。英語では、Harmonized System Code、略してH.S.Codeと呼ばれることが多い。

Wikipedia

具体的にHSコードとは何なのかというと、「3304,91,000」このようなコードとなっており、世界における貿易取引を円滑にする為に用いられています。

商品一つ一つにこのHSコードが割り当てられており、商品を見なくてもコードさえ見て調べれば、この商品は何に分類し、何の商品なのかを判断することが可能です。

例えば、化粧品のHSコードは「 3304,91,000 」となっており

基本的には、9桁のコードとなっています。

ベトナムにおけるHSコードの役割とは?

では、ベトナムに化粧品や食料品を輸出する際には、このHSコードはどのような役割があるのでしょうか。

日本とベトナム間での輸出入を行う際には、必ず商品にこのHSコードを割り当てなければいけません。

一般的に日本とベトナムにおけるHSコードの役割は以下の2つです。

  • 商品を識別する為
  • 関税率を計算しやすくする為

商品を識別する為

先ほどもHSコードの例をご紹介しましたが、「2401.20.000」このような9桁のコードとなっています。

このHSコードの初めの6桁は世界共通のコードであり、他の3桁は国によって異なります。

つまり、ある商品におけるHSコードの初めの6桁は共通になっているので、番号を確認すれば、その商品は世界共通で認識する事が出来ます。

ベトナムにおける貿易でも同様に、化粧品を日本から輸出した際には、化粧品に対して「3304.10.000」このようなHSコードが割り当てられて、ベトナム側でもこの商品を化粧品と認識する事が可能です。

このHSコードを使うメリットとしては、

  • 言語が異なっても商品を識別できる
  • ベトナム政府が、日本から商品がどれくらい輸出されているか把握できる

このようなメリットがあります。

また、化粧品といってもその原材料や含まれるものも異なるので、その成分の識別に関してもHSコードで判断する事が可能です。

関税率を計算しやすくする為

HSコードの2つ目の役割として、ベトナムへ商品を輸出する際にどれくらいの関税がかかるのかを計算する事が出来ます。

関税が決まる基準として、「原産国の違い」「商品の使用目的」などの要因から決められており、商品によってかかる税率は異なります。

例えば、「日本からの米がベトナムで売れていて、国産の米が売れないから日本からの米の関税を高くしよう」などを、決める事ができ、その関税率はHSコードを調べる事で確認する事が出来ます。

もし、その国で定められた関税を納めなければ、脱税行為とみなされ、今後貿易取引を行えなくなったり、多額の罰金を取られる可能性もあるので、HSコードを用いて正しい関税を計算する必要があります。

HSコードの調べ方

HSコードの役割が分かったところで、ベトナムへ何かしらの商品を輸出する際に、どのようにしてHSコードを調べるのか方法をご紹介します。

商品のHSコードを調べるには、税関の公式ページの輸出統計品目表を確認します。

http://www.customs.go.jp/yusyutu/index.htm

ページにアクセスすると、このように、化粧品など表に分類されているので、該当する分類の「品目表」をクリックします。

すると、このような表になっているので、品名と詳細を読んで、該当する統計番号がHSコードになります。

HSコードを使って日本からベトナムへの関税を調べる方法

ベトナムに限らず世界各国の関税率を調べるには、HSコードを用いて「RULES OF ORIGIN FACILITATOR」というサイトを使用すれば、簡単に分かります。

RULES OF ORIGIN FACILITATOR」はWTOとITGが運営する、税率を調べるためのサイトであり、無料で使用する事が出来ます。

https://findrulesoforigin.org/home/index

RULES OF ORIGIN FACILITATORへアクセスすると、このような画面になるので、

この3つを入力して「SEARCH」ボタンをクリックします。

するとこのような検索結果になります。

今回はトマトを「日本→ベトナム」へ輸出した場合の、関税率を計算し、

どの協定を使用すると、どれくらいの関税率なのかを一目で確認する事が出来ます。

もう一度ベトナムの関税率を調べる方法をおさらいすると、

  1. 税関の公式ページの輸出統計品目表で輸出する商品を調べる
  2. 商品に該当するHSコードを確認する
  3. RULES OF ORIGIN FACILITATORで関税率を調べる

この方法を使うと簡単に、HSコードとベトナムの関税率を調べる事が出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ベトナムへ事業展開し、商品をベトナムへ販売するにはHSコードというのが非常に重要で、正しく利用しないと、事業展開ができなかったり、違反となったりするので、必ずチェックするようにしましょう。

また、国によっては経済状況によって関税率が変化する場合があるので、常にHSコードを利用して正しい関税率を調べるようにしましょう。

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