2022.01.31ベトナムの化粧品ニーズは・・・
ベトナムではここ数年経済成長を伸ばしていることはもちろん、化粧品市場のニーズも増えている。
その要因の一つとして、1995 年にASEAN 自由貿易協定へ加入したことにより、化粧品の関税が段階的に引き下げられ、現在では 0-5%にまで引き下げられたことが挙げられる。
Q&Me社の調査結果によると、コロナ前のスキンケア習慣については、59%は毎日スキンケアを行う習慣があり、月額に主に10万〜30万VNDを出費しているそうだ。
そしてコロナ前は大凡60%がほぼ毎日化粧をしており、月額の化粧費用で最も多い層は100k〜300k VND(36%)となっている。
またなんと、スキンケアについては利用頻度が維持されている。
日常的なスキンケアの重要さを理解し、またより時間が得られたため、コロナ期間にスキンケアの利用頻度が増えた層が46%いるのだ。
今や拡大をし続けるベトナムの化粧品市場は、海外投資家からも注目されているのでここで少し言及しておきたい。
化粧品への出費額は・・・
Nielsen の調査:
ベトナムの化粧品の市場規模は年間約 15 兆 VND (約 7 億USD) でユーザーは化粧品に平均して毎月 4 USDを使っているということが報告されている。
この数値は他のアジア諸国と比較すると高額とは言えないが、ベトナムは過去 10 年間の東南アジアで最も成長している化粧品市場の 1 つである。
VIRAC の調査:
ベトナム人女性の化粧品への平均的な支出は、前述のNielsenの調査結果とほぼ同様に、1 か月あたり 101,000 ~200,000 VND である。
VIRACの調査:
ホーチミンやハノイなどの大都市を中心とした女性が、他の地域の女性より、スキンケア製品や化粧品をより多く購入していることもわかっている。
特にホーチミンの女性はスキンケア関連製品への平均支出が約300,000VNDにも達しており、他の市と比較しても圧倒的に高くなっている。
化粧品のニーズはアフターコロナでさらに開ける
いかがでしょうか。
経済成長率(GDP)も高く、平均年齢が31歳であるベトナム人の化粧品需要はさらに高くなります。
いまは韓国コスメ、韓国化粧品の台頭が進んでいますが、今の中国のように間違いなくベトナムも
宣伝力(みんなが使っている大手商品) < 品質がいい(コスパの良い中小化粧品)
というところに目が向けられると思っています。
化粧品・健康食品をベトナム・東南アジアに向けておろしたいメーカー様は是非ともお声がけくださいね。