ベトナムでの化粧品・健康食品の輸出入に関するお役立ちコラム

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2022.02.22ベトナムでのコロナにより変わったこと

私たちステージアジアジャパンでは、日本の良質な化粧品をベトナムへ販売しておりますが、

近年のコロナの影響により、ベトナムへいけなくなってしまいました。

そのためコロナでベトナムがどのような影響を受けているか、またどのように美容業界が変わったかなどを現地に確認しましたので、ここでお話をさせていただきます。

 

 

ベトナムのコロナ禍における状況

2021年の7月から始まったロックダウンは生活必需品を除くすべての小売業の営業中止で、「いかなる事情によりおいても、外出を禁止する」というスーパーロックダウン状態でした。

新型コロナ感染拡大によるロックダウンに伴い、2021年7~9月の稼働率が50%未満に下がるなど、ベトナム南部では多くの日系企業が大きな影響を受けました。

 

ホーチミン市では首相指示第16号の下で、9月30日まで「do not move(移動の禁止)」や「stay-where-you are(その場に留まる)」令を出しているのです。外には軍隊や警察がいて、外に出ている理由が明確でない場合、罰金をかせられます。

そして彼らは市全体に食糧を配布し国を支援していました。

 ベトナムの保健省は感染者の感染経路を追跡していくために、感染者と濃厚接触者をF0やF1からF3までに指定するという手法を取り入れています。

詳細をご説明すると、「検査で陽性となった患者(F0)はただちに医療機関で隔離されます。その患者はアンケートに答え、最近接触したすべての人の名前を挙げなければなりません。陽性者と濃厚接触した人はF1と指定され、必ず検査を受け、国営施設で隔離されることになります。F1の人と濃厚接触した人(F2)は指定された宿泊施設で隔離される対象となります。F3はF2の人と濃厚接触をした人で、自宅で自主隔離をしなければなりません」(出典:10.1016/j.tmaid.2020.101822)

ということです。つまり徹底的に陽性者の動きを明確化させ、広がらない対策を講じるのです。

日本とは大違いですね。

またさらに、保健省は9月1日に5Tを発表し、社会隔離強化期間中の抑制策の規模を大きくしました。5Tとは以下のものを指します。1) 5K(マスク、消毒、間隔、健康申告、大勢で集まらないこと)を遵守すること(Tuân thủ 5K)2) COVID-19の検査(Test COVID-19)3) ワクチン接種(Tiêm chủng) 4) 家に十分な食糧を備えておくこと(Thực phẩm đủ tại nhà) 5)訪問診療(Thầy, thuốc đến tận gia)

この5つを遵守したことにより、陽性者は0人になり、ロックダウンは解除になりました。

ロックダウン中だった国民は・・・

ロックダウン中は外には出られず、散歩も取り締まられ、買い物袋を持っていないと罰金されてしまう・・・なんていう声もありました。

しかしコロナ禍により、マスクを中心とした生活で、仕事はテレワークが中心になり、少し変化が出てきたようです。

ベトナムの化粧品は輸入商品の約半分ほどが韓国商品になりますため、韓国の文化が取り入れられており、美容整形がさかんになりました。

マスク着用でリモートが徹底されることによりダウンタイム(美容整形の)がし放題になったのです。

人気のメニューは

プロテーゼ(約11万円)や二重切開(約7万円)など・・・

そして、コロナ期間にスキンケアの利用頻度が増えた層が36%いるそうです。

 

そしてさらに、歯科矯正やパーソナルトレーニングも流行したようです。

ここまで生活習慣も変わると何が売れるかわからないですね。

現在のコロナの状況

ベトナムでのコロナにより変わったこと

ベトナムでは現在、スーパーロックダウンからしばらく経ちますが、日本と同様、オミクロン株の影響により、コロナの新規感染数が増えています。

保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する21日の発表によると、62省・市で市中感染者4万6861人が新たに確認され、1日あたりの市中感染者数としては4日連続で4万人を超えました。

今回1日平均は最多になりました。。

 21日午後の発表時点でベトナム国内の累計感染者数は283万4373人となっていて、午後までに国内で確認されたオミクロン株の感染者は、前日と同じ205人です。

この数値はベトナムでの1日あたりの感染者数の平均がピークに達したということが報告されているため、とうとうここまで大きく拡大をしてきた、というところです。

現在ではスーパーロックダウンになることは、もはや経済を止めることになるに同じためできないと予想していますが、学校などの教育機関、オフィス、国境などは一部閉鎖に踏み切っている状況です。

市民の在宅ワークに関しては、「一部の例外を除き在宅要請」などで対策を取っていますが、状況的には出社とテレワークを半々にされている方も見られます。

まだまだベトナムへいける日は遠いですが、コロナの状況を見て、ベトナムへいける日が待ち遠しい限りです。

ベトナムへ化粧品・健康食品などを輸出したい方は是非ステージアジアジャパンにお問い合わせください。

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